レインボー・イン・マイ・ソウル
魂が漂流している無名の38歳による日記。
【読書】三浦 綾子「道ありき―青春編」「この土の器をも―道ありき 第2部」
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【読書】東京物語
2008年 02月 21日 (木) 22:40 | 編集
東京物語 (集英社文庫)東京物語 (集英社文庫)
(2004/09)
奥田 英朗

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ひとりの少年が青年になり、徐々に大人になっていく過程が鮮やかに切り取られている。あの時代が鮮烈によみがえってくる。僕が20代を過ごしたのは90年代なので一世代ちがうけれど、くすぐったくもだけど甘酸っぱいモラトリアムは、いつの時代も変わらないのだ。

その時々の結末は触れられていない。しかし、別の章でどんな生活を営んできたのか薄っすらと見えてくる。上手い。上手すぎる。

奥田英朗のプロフィールを見ると、半自伝として読んで間違いないと思う。30歳までを書いた小説だったが、45歳で直木賞を受賞している。ホントにいい歳の取り方をしてるよ。

奥田氏とちがってもっと平坦ではあるが、僕にも東京物語がある。そんな自分の若い頃を思い出させてくれた。さて、僕は奥田青年のように前に進んでいるんだろうか。そんな実感はない。どっちかというと、年々後退していると自覚している。どこかで一念発起して、しっかりと進まなければならない。
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【読書】サウスバウンド
2008年 02月 21日 (木) 22:39 | 編集
サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)サウスバウンド 上 (角川文庫 お 56-1)
(2007/08)
奥田 英朗

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サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)サウスバウンド 下 (角川文庫 お 56-2)
(2007/08)
奥田 英朗

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丸2日で上下巻を一気に読んだ。二郎を取り巻く小学6年生ならでは世知辛くも楽しい環境、二郎の目を通した父親像がリアルだ。

子どもの世界の理屈も、大人の世界の酸いも甘いも、余すことなく書き込める作家であることを証明した一冊だ。なにより、ストーリーがしっかりと極上のエンターテイメントに昇華している。才能ある作家のストーリーに身をゆだねられる、至福の時を味わえた本だ。
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【読書】自由死刑
2008年 02月 21日 (木) 22:38 | 編集
自由死刑 (集英社文庫)自由死刑 (集英社文庫)
(2003/01)
島田 雅彦

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エンターテイメント小説として傑作だと思う。ジェットコースターのように展開するストーリーに乗せられ、シュールなセンスに一発でハマってしまった。やはり島田雅彦の書く小説は僕にフィットする。

読んだあとに知ったのだが、いま放映中のドラマ「あしたの、喜多善男」の原案になっていたらしい。んでもってドラマは散々な視聴率って、ネットのニュースで読んだ。原作じゃなくて原案になっている。どんな経緯なのか気になるところではある。それにしてもドラマのタイトルが悪い。火曜夜10時の時間帯じゃ、「自由死刑」というタイトルはつけられないんだろうけど。

どうでもいい話だが、勇払ゴールドの書き方からして大麻肯定論者とみた。
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【読書】新約聖書入門
2008年 02月 21日 (木) 22:37 | 編集
新約聖書入門―心の糧を求める人へ (知恵の森文庫)新約聖書入門―心の糧を求める人へ (知恵の森文庫)
(1984/11)
三浦 綾子

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ハチャメチャな起伏にとんだ旧約聖書にくらべ、新約聖書はお行儀がよく教訓めいている。信仰生活に入っておらず、たぶんにひねくれ者の僕としては、ありがたい道徳の書としてまだ読むことができない。

真のクリスチャンたちはどのような気持ちで新約聖書を読んでいるのだろうか。また僕は、真摯な態度でこの本を読めるときが来るのだろうか。いずれにせよ、キチンと聖書を勉強したいという気持ちが強い。
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